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喪中はがきの文例紹介。覚えておきたい書き方のマナーとポイント

喪中はがき

あなたは喪中はがきを書く時に、どんなことを書けばいいのか分からず不安になったこと、ありませんか?

人生の中で喪中はがきを書くことなんて、そう何度もあることではありませんし、中には初めて書くという人も少なくないかと思います。

周りの人に聞こうにも、なかなか書き方をしっかり覚えている人も少ないですよね。

私自身も、以前は喪中はがきの書き方なんて全然知りませんでした。

そんなあなたもこの記事を読んでいただければ、何の心配もなく喪中はがきを書けるようになりますよ。

喪中はがきの書き方のマナーとポイント

喪中はがきを書くにはいくつかのマナーやポイントがあります。

ここでは最低限抑えておいたほうは良いマナーとポイントを紹介していきます。

基本的なマナーとして、句読点は入れない、行頭の一字下げはしない、数字は漢数字で表記するというものがあります。

また、縦書きが一般的ですが、これが絶対ということではなく、横書きが駄目だというわけではないようです。

しかし、どうしても不安な方は縦書きにすると、まず間違いはないでしょう。

次に書き方のポイントです。

  • 故人の名前と続柄を書く。
  • 「年賀」は使わず「年始」「年頭」という表現にする。
  • 「拝啓」「敬具」等の頭語・結語は使わない。
  • 近況報告等は書かない。

この4つをまず押さえておきましょう。

使用するはがきについては、官製はがき・私製はがきのどちらでも構いません。

官製はがきを使用する場合は、切手の絵柄部分に胡蝶蘭が描かれてるものが良く使われます。

私製はがきの場合は、弔辞用の切手を貼りましょう。

不祝儀の際には薄墨を使用することが多いですが、喪中はがきの場合は葬儀から日数が経過してる場合もあるので必ず薄墨で書く必要はないようです。

もし不安な人は、薄墨で書いておけば間違いはないと思います。

喪中はがきの構成

ここでは、上記のマナー・ポイントを踏まえながら喪中はがきの構成を紹介していきます。

喪中を知らせる文言

「喪中につき年頭のご挨拶をご遠慮申し上げます」

「喪中につき年末年始のご挨拶を失礼させていただきます」

「新年のご挨拶を申し上げるべきところ 喪中につきご遠慮申し上げます」

「勝手ではございますが 新年のご挨拶は差し控えさせていただきます」

亡くなった方の続柄・名前・続柄と亡くなった日にち

「本年〇月〇日に母 〇〇が〇〇歳にて永眠いたしました」

「祖父 〇〇がかねてより病気療養のところ 〇月に〇〇歳にて永眠いたしました」

感謝の言葉

「本年中に賜りましたご厚情に深謝いたします」

「平素のご芳情を厚くお礼申し上げます」

「ここに長年賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます」

結びの言葉

「明年も変わらぬご指導ご鞭撻の程 よろしくお願い申し上げます」

「明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます」

「寒さに向かう折 くれぐれもご自愛ください」

「寒い日が続きますが お体に気を付けてお過ごしください」

「ご家族お揃いで 穏やかな新年を迎えられますようお祈り申し上げます」

差出の日付

「令和〇年〇〇月」

差出人の情報

「郵便番号・住所・電話番号・名前」

「住所・名前」

上記の構成通りの流れで書いていけば、基本の文章は問題ありません。

喪中はがきの文例

ここでは基本的な構成に従って、具体的な喪中はがきの文例を紹介していきます。

基本的な文例

喪中につき年頭のご挨拶をご遠慮申し上げます

本年〇月 父〇〇が〇〇歳にて永眠いたしました

長年にわたるご厚情に深く感謝申し上げます

明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます

病気療養で亡くなった場合の文例

新年のご挨拶を申し上げるべきところ 喪中につきご遠慮申し上げます

祖父 〇〇がかねてより病気療養のところ 〇月に〇〇歳にて永眠いたしました

生前のご厚誼を深く感謝申し上げます

寒さに向かう折 くれぐれもご自愛の程お祈り申し上げます

家族葬を執り行ったことを伝える文例

喪中につき年末年始のご挨拶を失礼させていただきます

本年〇月 祖母〇〇が天寿を全ういたしました

早速お知らせするべきところでしたが 個人たっての願いでしたので

葬儀は近親者にて執り行いました

通知が遅れましたことを深くお詫び申し上げます

生前賜りましたご厚情に深く感謝いたします

キリスト教の文例

過日〇月 〇〇が主の御許に召されましたため

新年のご挨拶をご遠慮申し上げます

皆様に良き年が訪れますようお祈り申し上げます

これらの文例を活用すれば問題なく喪中はがきが書けると思います。

喪中はがき一つでも書き手の状況次第で様々な文例がありますので、ぜひ参考にしてくださいね。

一言・添え書き

原則として添え書きはしないこととされていますが、何か一言添えたい場合は、お世話になった感謝の気持ちや相手を気遣う言葉を添えるようにしましょう。

また、結婚・出産の祝い事や食事等のお誘い、近況報告は喪中はがきとは別に出すようにしましょう。

まとめ

いざ書くとなると難しい喪中はがき。

これまで書いてきたことを読んでいただければ、業者に頼んだりテンプレートを使用せず、喪中のお知らせや感謝の言葉を自分の手書きで伝えることができます。

多くの人が普段書くことがない喪中はがき。

だからこそ、喪中はがきがしっかり書けるということは、この人は常識があるんだと相手に印象を与えられえると同時に、その後の関係にもいい影響を与えてくれると思います。

句読点を使わない、行頭は一字下げをしない、漢数字表記にするといったマナーを守りながら、文例を使い自分の境遇に照らし合わせながら書いていきましょう。

そうすれば、誰に出しても恥ずかしくない喪中はきが書けるようになります。

あなたもぜひ、この記事を参考に正しい喪中はがきを書けるようになりましょう。

タンサック編集部

こんにちは。タンサックと申します。
このサイトの名前にもなっているタンサックは、「探索」という意味です。
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