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お正月の神棚の飾りつけの注意点と飾り終わった後の処分方法

お役立ちコラム

あなたは神棚の正月飾りについてどこまで知っていますか?

私も子供の時から両親が年末になると神棚の掃除をしているの手伝ったことがあります。

そのときは家の上の方にある小さな家という印象しかありませんでしたが、両親が慎重に扱っているのを見て大切なものだと感じていました。

大人になり年末には、しめ縄やお餅など用意する習慣で過ごしてきています。

そんな私のように家に神棚があっても、案外手を入れずに鏡餅置いて終わりっていう人も多いのではないでしょうか。

実は神棚の飾りつけはとっても重要で、適当にそれっぽいものを置くだけだと返って罰当たりなんてこともあるそうです。

そこで今回は神棚の正月飾りのあれこれをまとめました。

大掃除も大切ですが、これを期に神棚周りもバッチリ整えてみませんか?

神棚に飾る正月飾り

新年には「歳徳神(とくとくしんと読みます)」と呼ばれる神様が現れ、お正月というのはそれをお迎えするための行事なのです。

その歳徳神さまをお迎えするのに神棚などを正月飾りで飾りつけして自分の家にお迎えするわけですね。

ではその正月飾りにはそのようなものがあるのかを見ていきましょう。

しめ縄

神棚のある家庭や職場では1年中飾りつけているところもありますね。

そんな場合でもしめ縄自体を正月バージョンに飾りつける必要があります。

ちなみに左右違うサイズのしめ縄の場合、神棚に向かって右側が太くなるように飾るのが正しいとされています。

また、しめ縄は他の正月飾りとは違い一年中飾りつけしたままにするとされています。

ですが流石に数年ほったらかしにするのは良くないので、正月飾りのタイミングでしっかり交換するように心がけましょう。

近所のホームセンターで私は揃えますが、押し迫ると家の神棚のサイズにあうものが売れ切れてて、走り回って探したのを思い出しました。

鏡餅

正月飾りの定番ですね、これは普段神棚にお供えするお米の代わりにお供えするものです。

神道的に正しいやり方でお供えするとなると下に引く和紙であったりだとか鏡餅の上に置くものであったりだとかで約束ごとが多いものでもあります。

まぁ神道という宗教は結構アバウトな宗教なので、案外スーパーで買った鏡餅でもOKだったりします。

ちなみに鏡餅の上に乗せる果物はミカンではなく橙(だいだいと読みます)と呼ばれるミカンの親戚、これは橙には”代々”という呼ばれ方がありそこから転じて、子孫繁栄の縁起担ぎがあるとされているからです。

榊(さかきと読みます)

これも普段から飾り付けている方も多いと思われる神棚飾りの一つです。

ほったらかしにして枯れている榊をそのままにしているのは失礼に当たるので、しっかり交換をするようにしましょう。

どこで売ってるのか見当つかないイメージですが、ホームセンターでも売ってる他、ネット通販からでも購入が可能です。

これら以外にも季節や地域によってお供えする物が変わってくるのだとか、気になる方は近所の神社に尋ねてみるのも良いかもしれませんね。

飾りつけする時の注意点

さて正月飾りもそろえたところでいざ飾りつけと言いたいところですが、飾りつけには色々な約束事があるのをご存知でしょうか?

例えば飾りつけのタイミングを誤ると返って縁起が悪かったり、返って神様に失礼ということもあるそうです。

ではそんな飾りつけする際の注意点を見ていきましょう。

正月飾りを施すのはいつでもいいわけではなく「12月の13日から28日か30日まで」が良いとされています。

また、29日と31日にするのは縁起が悪いとされています。

  • 飾りつけするのは「28日か30日」
  • 縁起が悪いのは「29日と31日」

29日に飾りつけするのは「二重苦」「苦待つ」と言われており縁起が悪く、31日は「一夜飾り」と呼ばれ神様に失礼であるとされています。

これを知るまでは、年末の忙しさで31日に飾りつけたこともありました。

「やばいですね」

そして暦の「吉日」に飾りつけするのが良いとされています、暦をチェックしてベストな日を早いうちに探してみましょう。

お札はその年のうちに外す

神棚にお札を飾っている方がほとんどだと思いますが、飾ってあるお札はその年のうちに外して下さい。

外したお札は和紙に包んでお焚き上げやとんど焼きに持っていき、年が明けたら神社から新しいお札を戴き神棚に飾るようにしましょう。

飾りをさげる時期

飾りつけするタイミングがあるように飾りをさげるのにもタイミングがあります。

  • 関東は7日
  • 関西は15日

正月飾りをする期間のことを「松の内」と呼びますが、この終わりは関東は7日で関西は15日とされています。

何故関東と関西で違うのかというのは諸説ありますが、徳川家光の月命日を避けるためだったり明暦の大火と呼ばれる大火災以降燃えやすいものを先に片づけるようになったなどの理由があるようです。

正月飾りの意味とは

さて、こうして見ていくと結構大変な正月飾りですがここまでする理由は「歳徳神さまをお迎えするため」というのは説明しましたね?

では具体的にはどんな理由があってどんな願いが込められているのかというのを見ていきましょう。

意味を通じてみればただの飾りもまた違ったものに見えてくるかもしれませんよ?

そもそも歳徳神さまとは

先に説明した歳徳神さま、この神様は太古からいらっしゃる様々な神様が入り混じって同一視されたもので様々な側面を持ちます。

豊穣をもたらす「穀物神」、年に一度初日の出と共に現れる「来訪神」、民俗学的側面から見た「先祖の霊」という考え方もあります。

そして歳徳神さまは「門松を目印に各家を巡り、鏡餅に宿る」とされています。

鏡餅の飾りつけには様々な約束ごとがありますが、それは神様の宿るお供え物だからというワケがあるからということです。

歳徳神さまを迎える意味とは

そんな歳徳神さまをお迎えする意味とは何でしょう。

先に説明した様々な神様をお迎えして「五穀豊穣」「長寿」「無病息災」「家内安全」「商売繁盛」を正月飾りやお供え物で願うためです。

私達の生活と密接したお祈りを神様を実際に家にお迎えしながら願うわけですから、失礼のないようにするのは当然でしょう。

正月飾りをさげるまでが重要

正月飾りを飾り付けるのも大切ですが、お焚き上げやどんど焼き、鏡開きなどでしっかり正月飾りをさげるのも実はとっても重要なのです。

この行為は「お迎えした歳徳神さまをお見送りする」という意味合いがあります、お焚き上げなどは火祭りや道祖神祭りとも呼び厄や悪霊を払いながら空へお見送りするのです。

私の住んでいる地域では、広報などで事前にあつめる場所などを案内してくれています。

間違っても燃えるゴミと一緒に捨てるなんてしないようにしましょうね。

まとめ

今回はお正月の神棚の飾りつけと、飾り終わった後の処分方法を紹介しました。

私も改めて調べていくうちに、毎年の習慣でやっていたことが実は神様をお迎えして良い一年を願うための飾りだということが分かりました。

今年の12月は、自分の家でもこれを期にしっかり日にちなどを守りお正月を迎える飾りつけをして気持ちよく神様をお迎えします。

ぜひ、あなたも参考にして一緒に良い年を迎えましょう。

タンサック編集部

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