この記事を見ているという事は、きっとご結婚されたのですね?
ご結婚おめでとうございます。
婚姻届をだし、結婚式も終わった二人がこれからまずやる事は家族や友人に送る結婚報告はがきを送る事です。
おめでたい事なんで遠慮せずに皆さんに報告しましょう。
大丈夫、もらって嫌がる人なんていませんよ。
だけど結婚報告ハガキって作ったことがないし、特に印刷とかうまくできるかなと思っていますね?
この記事では自分で印刷する場合のやり方や注意点をまとめているので、きっと参考になりますよ。
あなたに合った印刷方法はどれ?
日頃から自宅のパソコンやお店ではがきの印刷をしている人なら、どういう印刷方法があるのかわかっていると思いますが、あまりこういう事をしたことがない、もしくは苦手という人も多くいると思います。
そんな人向けに、ここではどのような印刷方法があるのか説明していきます。
- 自分のプリンタで印刷するパターン
- お店に直接持ち込んで印刷をお願いするパターン
- ネットで注文するパターン
この3つのパターンがあります。
2と3のパターンについては少々お金もかかりますが、プリンターやインクを用意する必要がなく、プロにお願いする事になるので仕上がりは安心できるでしょう。
例えばカメラのキタムラ等で印刷する場合は、データをUSBフラッシュメモリに入れて、店舗にもって行けば、そこですぐ印刷してくれます。
仕上がりも綺麗です。
ここでは自分で印刷するパターンを詳しく書いていきます。
自作する時の印刷のやり方と必要な物は
自作する時に使えるテンプレートは
レイアウトや文章などを最初から作る場合は、ExcelやPowerPointを使うのが簡単です。
この二つのソフトであれば、日常の仕事で使う方も多いので、あまり抵抗なく作成出来ると思います。
印刷についても、印刷範囲を指定できますし、印刷プレビューを見ながら調整していけるので、パソコンをちょっと触ったことのある人であれば作れると思います。
もし、自分では不安だと思う人は下記の無料サイトでテンプレートをダウンロード出来るので
利用してみてください。
自作に必要な物は
PC・プリンター・インク・ハガキ・切手だけです。
費用はハガキ代と郵便代とインク代だけですね。
どんなハガキがいいの?
ハガキの選び方ですが、まず郵便局で売っている「官製ハガキ」であれば、切手はいりません。
それとはがきに入れる写真の印刷の仕上がりを良くしたい人は、ツヤのある「写真用ハガキ」を選びましょう。
おすすめの写真用はがきをいくつか載せておきます。
FUJIFILM はがき用紙(郵便番号枠入り) 画彩 光沢仕上げ 120枚 C2120N
120枚入りで税込974円
KOKUYO インクジェットプリンタ用はがき用紙(両面マット紙) ハガキ 100枚 KJ-2635
100枚入りで税込424円
上記の商品はamazonにて特にレビューの高かった物を抜粋しました。
※価格については2019年7月時点のものなので、今後も価格は変動はしていくと思います。
せっかくの記念のものなのではがきは質の高いものを選ぶべきでしょう。
その方がより綺麗に仕上がりますし、長持ちもしやすいです。
どんな切手がいいの?
官製でないハガキを使う場合、切手は普通切手でいいですが、普通切手の中にもいくつか種類があり、その中でもおすすめするのは「慶事用切手」です。
この切手は結婚などの慶び事によく使われるもので、特に目上の人には慶事用切手で送ると、「おっ、わかってるな」ときちんとした印象を持たれると思います。
これが慶事用切手です↓
参考までにどんな切手があるのかが分かる郵便局のサイトを下記に貼っておきます。
https://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/index.html
自作の場合の注意点
自分で結婚報告ハガキをつくる事は、何よりコストが安く済みますし、オリジナリティのある物が出来たりと良い事も多いのですが、ひとつだけ気を付けなければいけない事があります。
それは印刷をする時です。
これについては少しエピソードがあるので体験談を書きます。
私の友人がこのハガキを作ろうと初めから終わりまで自分達でやった時の話です。
奥さんとレイアウトや文章を二人で考え、あーだのこーだの言いながらのやり取りの中、ようやく出来上がりその後、郵送しました。
そしてハガキを送った数年後、部屋を片付けていると結婚当初に送ったハガキの残りを見つけました。
あ~懐かしいなぁ、よし久しぶりに見てみようとそのはがきを見た瞬間。
彼はびっくりしてしまいました。
なんと、二人の写真が所々ぼやけているではないですか。
よくみると顔の部分が少しぼやけていたり、黒い部分がすごく黒ずんでしまったりしていました。
なぜこうなったのかと彼は原因を調べました。
調べたところ、実はこの原因は自宅用プリンタのインクでした。
当時、彼が家で使っていたインクはよくみんなが買う低価で売られている物。
インクが経年劣化する事など、つゆほども思いませんでした。
そこで彼が思ったのは、自分達の手元に残っている物ならばまだいいけど、そういえばこれ大勢の方に送ったんだよなと。
という事はこのハガキを送った先のほとんどの写真はがきがこの状態だと気付き、彼は恥ずかしい気持ちと同時にとても悲しい気持ちにもなりました。
結婚というのは本来、一生に一度の物。
その大事な門出を報告する物がくすんでしまうのは、気になる人はとても気になりますね。
彼の二の舞にならないように
ここでどんなインクがいいのかも説明していきます。
写真入りのハガキを印刷するのに適したインクは?
はがきに印刷するインクは、「染料インク搭載」と「顔料インク搭載」の2種類があるんだ。
写真入りのはがきに適したインクはどっちがいいのか説明します。
ねえねえ? 写真入りのハガキを印刷したいんだけど
どういうインクを使えばいいのかな?
だいたいの家庭で利用されているのはインクジェットプリンターが多いんだけど、このインクジェットプリンターって「染料インク搭載」と「顔料インク搭載」の2種類があるんだ。
写真入りのハガキを印刷するんだったらインクは染料インク一択だね!
えっ、なんでなの?
染料インクは、インクの粒子がとても細かいことが特徴なんだ。
紙の内部まで隙間なくインクが浸透するから発色が良く鮮やかな色合いに仕上がるから写真の印刷などに向いているんだよ。
だから写真を印刷するときは「光沢紙」を使うといいね。
紙にしみこみやすい染料インクは、光沢紙の性質を十分に生かすことができるから、印刷面がなめらかになって光沢感が保てるんだ。
でもお高いんでしょう?
実は顔料インクよりも安いんだ。
それに加えて印刷スピードも染料インクの方が早いから何十枚と
作りたい時にも向いているんだよ。
とってもいいじゃない。
分かった、それで写真ハガキを印刷してみるわ
あっ、大事な事を言い忘れてた。
この染料インクなんだけどデメリットもあるんだよ。
印刷が早く出来る反面、実はインクが乾くまでの時間が長いんだ。
プリントした色が定着するまでに時間がかかるからね。
だから印刷した用紙をすぐに重ねられないから、大量の写真を印刷する場合は、乾かす場所を確保しなきゃだよ。
染料インクの持ち味である発色の良さを十分に発揮するためには、印刷後にしっかり乾燥させないとね。
1日もおけば、まあOKかな。
それとね、もう一つあるんだけど
染料インクは水や光に弱いんだ。
印刷した部分が水に濡れると色がにじんでしまうし、光に当たると色あせてしまうから、屋外に飾ったりはしない方がいいよ。
あと空気にも弱いから、長い時間出しっぱなしにしないようにね。
よくわかったわ、どうもありがとう
ハガキはいつ送ればいいの?
この結婚報告ハガキを送る時期は結婚式の後1か月~3か月以内が基本です。
もしもその期間よりも遅くなってしまった場合は年賀状や暑中見舞いといった、「季節の挨拶状」でさりげなく送りましょう。
それと意図せず喪中と結婚報告が重なる場合があります。
基本的に喪中は結婚式などのお祝い事は避けるべきとされているので結婚報告はがきは出さない方がいいです。
ただどうしても結婚報告はしておきたいという人は結婚報告として送るのではなく、「寒中見舞い」や「暑中見舞い」として結婚報告をすることが出来ます。
季節の挨拶をメインとして、近況報告としてさりげなく結婚に触れるという形であれば「お祝い事の報告」にはなりませんのでご安心を。
まとめ
さて今回は結婚報告ハガキを自作でする場合のおすすめの印刷の仕方と注意点はこれというテーマで記事を書きました。
せっかくの記念のものはやっぱり綺麗な状態で長い間残しておきたいですよね。
やっぱり私のおススメは自分達で作成、印刷、発送まで行う事です。
このほうが二人のいい思い出として残ると思います。
そしてその作ったものを数年後にお子さんと一緒に見れたら素敵ですよね。
それでは末永くお幸せに(^_^)/